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zoom RSS 絵付けと金箔のフュージョン

<<   作成日時 : 2010/04/25 19:18   >>

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今日は男性群の作品をご紹介したいと思います。 作者は練馬区からみえてくれているRTさん。 美意識の高さとこだわりはうちの教室ではピカイチの方。 芸術面に精通していて私もたくさんのことを教えていただきました。 作品は絵付けと金箔を用いた“フュージョン”というタイトルのオリジナルランプシェード。 ランプベースも手作りで、ステンレスの角材に純金の金箔や青金、水金と呼ばれる銀を含んだ金箔を張り合わせ、なんと5mm厚の銅板を鍛金してカーブを作り台座にしています。 プロの工芸家でも5mmの銅板を鍛造することはないのに、このRTさんのこだわりは本当にすごいです。

本来は桜の絵付けのランプシェードを作っていたのですが、電気炉で焼成した時に良く見なければ分からない様な「白濁した部分」を見つけ、「これは嫌ですね」と言って二年間かけて描きあげたガラスをすべて捨ててしまったほどのこだわりの強い人。 今回は展示会ということもあって出品していただきましたが、本当は出したくないというのが本音かもしれません。 すべてにこだわるのはもちろんその「美意識」の高さなんですが、一緒に制作していてこちらもとても勉強になる方です。

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作品はタイトルにあるようにデザイン、また素材の融合ということなんだと感じています。 一見クリムトを意識しているのかと思い、作者ご本人に尋ねてみると「多少はありますね・・・」とのお返事でした。 デザインは和をテーマとしたものと思いますが、唐草文様や闇夜の月、川のような流れに花弁が4枚の金箔の花に、太陽なんでしょうか、日食?を感じるものなどで、構図的にはアートを強く感じます。 顔料もグリザイユやシルバーステイン、エマイユなど多岐にわたる「モノの本質探し」をされていたのには感動しました。

私の予感ではこれをまた「バラして作り直します・・・」なんて言い出すのではないかと感じておりますが、まぁプロのこだわりを越える高い美意識に敬服です。

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このRTさん。 お昼のランチで混雑していて自分の頼んだものが1時間半経過して出てきても立腹することがなく、配達した女性に「混んでて大変ですねぇ・・・」と思いやりのある言葉をかけられる方です。 私はまだ人間が出来ていないのでそんな優しい言葉はかけられません。 いつも思いますが創る姿勢と美意識の高さ、言動は本当に立派な「文化人」だと思います。 いつまでも工房に来て頂きたい私が最も尊敬している人です。

拡大写真をご覧になりたい方は、写真をクリックして見てください♪ 
また、その他の生徒さんが作られたステンドグラスを見たいという方は、こちらからどうぞ♪

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