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zoom RSS チョウザメと魚皮の洋服

<<   作成日時 : 2008/08/20 19:58   >>

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可愛らしい建物だったコロポックルを見たあとは、萱野茂アイヌ文化資料館へ・・・♪ ここは、民家風の建物でコギレイな美術館とは程遠く、どちらかといえば親近感を感じさせてくれる建物。 中へ入るとアイヌ民族の使用した狩猟用具や衣装などが所狭しで陳列されていて、一つ一つを味わうというよりも圧縮陳列という表現がピッタリかも。 昔の人達の知恵を感じるものって私は大好きなんですよねぇ・・・ 展示方法がイマイチかなと感じるのは自分が工芸家だからなんでしょうけど、でもアイヌのたくさんの作品を観てもらいたいという館主の気持ちが伝わってきます。

また、ここは写真撮影がOKというオープンな資料館で、ケチケチしてなくていい感じ。 「触ってもいいです」と書かれた看板なんかもあって、堅苦しさがなく今時の博物館にしては珍しく開放的なところが気に入りました♪ 

中は、狩猟民族だったアイヌ文化を感じさせてくれるものばかりで、当時の生活ぶりが垣間見え「この道具はどういった使い方をしてたんだろう?」と興味深々で観賞してきました。

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で、特に印象深かったのが世界最大の淡水魚“ホアンイユ” これ、おそらくチョウザメ(エンペラーフィッシュ)の一種だと思われます。 日本ではエンペラーと言えばフエフキダイの類を指しますが、このエンペラーは中国では「煌魚」と呼ばれていて、文字通り皇帝に差し出す献上魚だったようです。 鱶鰭(フカヒレ)はお馴染みの中国料理ですが、元々は鮫(サメ)類のフカではなくこのエンペラーフィッシュのそれを使っていたそうで、ミシュランの三星レストランなんかのコース料理で出るものは、この「煌魚」のヒレを用いているようです。

下の画像は、その魚皮を用いたアイヌ民族の衣服。 上着はサケの魚皮で作られたものだそうで、その他鯉やナマズ、チョウザメなどの大型魚類を用いたものが多いようです。 アムール川下流域では「ホジェン」と言うようで中国での公称。 ロシア側では「ナーナイ」と呼ばれていたそうです。 また、アラスカの大河「ユーコン川」流域でも魚皮を用いた衣類を使っていたようです。 これ、雨を凌げそうだし風も通さないので、今で言うウィンドブレーカー的に使えそうな洋服ですね。 マテリアル(素材)が魚皮っていうところがすごい!!ですね〜

拡大写真をご覧になりたい方は、写真をクリックして見てください♪ 
また、ステンドグラスの作品を見たいという方は、こちらからどうぞ♪

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
魚皮のお洋服ですか!
おもしろい素材を使って上手に
作られていますねー。
牛皮は合成皮革と見た目がよく似ているから
匂いで判断しますが、魚皮も独特の
匂いがありそうですねー。
エンペラーというと、映画のラストエンペラー
を思い出しました。
ヴィーナス
2008/08/23 08:13
魚皮の洋服ってすごいですよねぇ、ちょっとビックリしましたけど、素材の少ない地方独特の知恵を感じる洋服でした♪

牛皮とビニールレザー等の合皮の違いって、鼻の悪い私は触感で判断してましたけど、匂いでも判るんですねぇ・・・ 鼻のいい人は羨ましいです!
nancy
2008/08/24 19:51

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