山百合のパーティション・パネル

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ウチの教室では初心者でも大作を作ることができる「ハーフメイドコース」があり、今回は早く作りたいとのお話からこのコースで「全面ハンダバーレス工法」のパネルにチャレンジ。 生徒さんだけだと早くても一年半。 かかれば2年以上でしょうか、それを3ヵ月半ほどで完成することができました。 時間を短縮するには通う日数を多くするか、このハーフメイドコースを利用するかのどちらかです。 作者は蕨市からみえてくれているOさん。 以前は川口市内の教室で2年ほど習っていたそうですが、スキルアップするためスタジオナンシーへ通ってきてくれることになりました。

今まではカパーテープを用いたアメリカンスタイルの技法しか作ったことがなかったそうで、鉛線を用いたヨーロッパの伝統技法は始めての経験だったようです。 が、うちの場合はそれを進化させた「バーレス工法」なので、鉛線で真円を作ったり、全面ハンダでかなり苦労されていましたねぇ・・・ 

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世界で最も難しい技法で、点付けしかやったことがない人では絶対にできないものだし、ましてやそれが30年以上経験のあるプロでも無理な高難度のものです。 というお話は十回以上もしてきましたが、まだそれがピンと来なかったようで、鉛線が溶けるっていう意味が分かりません・・・ なんて調子でした。 で、結局40箇所ほど溶かしては修理の連続で、前に進まないことから授業時間ばかり増え、結局はその費用も重む破目に。

体験して初めてその技法の難しさを理解してくれたようで、「この技法は二年程しか経験してない初心者では無理ですね」なんておっしゃっていました。 とはいえ、同業のプロですらできない高難度のバーレス工法を、最後までめげずに頑張ったのはすごいです。 手先に自信のある男の人ほど途中でめげて、辞めていってしまう人が多いのに、こんな立派な作品を完成まで持っていったのはOさんの努力の賜物です。 最後までよく頑張りましたね、完成おめでとうございます~

デザインはパターンをアレンジしたオリジナル。 モチーフは「山百合」で、丸いガラスはオシベをイメージ。 青や紫は風の流れを表現。 グリーンは顎や葉をイメージしています。 使用グラスはすべて高価なアンティークグラスを使用。 背景の色をひろってしまいますが、高級感のある作品ができました 最後に茶色の額もOさんの手作りです。 ハーフメイドコースでしたが、8割くらいはお手伝いをさせていただきました。 じゃないと素人さんには難しすぎだったかも・・・

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また、ステンドグラスの作品を見たいという方は、こちらからどうぞ♪

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