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zoom RSS 全面ハンダバーレス工法

<<   作成日時 : 2013/11/14 19:48   >>

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今日は出張レッスンでの全面半田についてお話をしたいと思います。 鉛線の組み込み作業は写真を撮っていなかったので、後日別の形でお伝えする予定です。 これ世界で初めて森勇三氏がチャレンジした工法です。 現在のヨーロッパやアメリカでは、「点付け」と呼ばれる脆弱な工法でステンドグラスを作っていますが、それを進化させたのが宇野沢組の番頭とも言える森勇三さん。

交差点のみ半田付けするのは見た目が悪いので、全部ハンダしたほうが綺麗な作品が出来るのに・・・ といった客の要望を受けて、森氏がそれに応えたものが「全面ハンダ工法」です。 が、当時は焼き鏝(ヤキゴテ)を七輪に乗せ、熱くなったもので全面ハンダをしていたようで、現在のような電気鏝(コテ)はありませんでした。 なので、それがいかに難度の高いものだったかは、伺い知ることができます。

つまり電気鏝でも難しいものを焼き鏝でやるなんて、本当にすごいことだし、革命と言っても良いでしょうか・・・
ですが、当時はハンダをかなり薄くのせていたわけで、強度がないので補強のバーを付けていました。 現在もその流れをくむ由緒ある工房でも、薄くハンダを乗せているだけなので昔と同様に弱いパネルになっています。

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補強のバーが入ってしまうとデザインは死んでしまうし、透明感のあるアンティークグラスは表から丸見えなので、使うことができません。 ですが、それをより進化させたものが「全面半田バーレス工法」です。 先日全国の名工が表彰されたようですが、匠技というのは素人が判断できるものではありません。 なので世界の名工を目指している私にとっては、日本の・・・というのは、興味の対象外です。

いつになったらその本質を理解できる人が出てくるのか? まぁ、私が死んでからということなんでしょうかねぇ、きっと(*~~; 画像は生徒さんが全面半田をしているところです。 油断していなくてもすぐに鉛線が溶けてしまうので、最後まで緊張の連続のようでした。 8mmの鉛線は太いので溶けませんでしたが、6mmに入るとすぐに溶けてしまったので、その難しさを理解してくれたようです。

下の画像は15mmの鉛線を半田付けしている様子です。 ビットを逆にしてハンダ付けをしていますが、アマルガム現象でビットが溶けていきますので、それをヤスリで削りながら作業しています。 書きたいことは山ほどあるんですけど、ご質問をされたい方はコメントをお書きくださいませ。

拡大写真をご覧になりたい方は、写真をクリックして見てください♪ 
また、その他の生徒さんが作られたステンドグラスを見たいという方は、こちらからどうぞ♪

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