ステンドグラス屋さんのブログ♪ 

アクセスカウンタ

zoom RSS 鉛線を使ったランプの修理

<<   作成日時 : 2012/12/17 19:57   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 4 / トラックバック 0 / コメント 0

画像


最近はどういうわけか廉価版の中国製や韓国製のランプの修理依頼が多く来ます。 20年から30年ほど前は韓国製のランプが主流で、自称作家と名乗る輩が自分が作りましたなんて大嘘をついて、韓国製のランプを売っていた「実は商売人」もおりました。 いつの時代も金儲けに走るろくでもない人間がいるもので、この廉価版のランプを売るだけで、アフターフォローは何もしないという悪徳な商人も後を絶ちませんねぇ・・・ 買った人には「大変価値のあるものなので一生大事にお使いください」なんて言っているようですが、プロの私から見れば「捨ててしまったほうがいいのに・・・」なんてものを後生大事に持参してくる人も多い今日この頃。

売る方は価値のあるものとして売るのだから、当然ある程度の高い価格をつけて吹っかけて売るわけですが、買った人達はまんまとだまされていることに気づかず、とてもいいものだと信じ込んでいるケースがほとんどです。 最近はヤフーのオークションを見れば¥3000とか¥5000出せばある程度見た目のよさげなランプがありますけど、これすべて東南アジア製の廉価版であり、すぐに壊れてしまうような稚拙な作りで、しかもデザインとその色合いの酷さは目に余るものがあります。

葉の葉脈が逆方向を向いていたり、花びらの色がモチーフとはかけ離れたものであったり、美意識のある人が見れば一目でがっかりするようなものばかり。 全国にあるステンドグラス美術館と名のつく施設でも、あるのは中国製の廉価版オンリーというのが最近の実情です。 なので騙されて購入する人が後を絶ちません・・・ どうか本物を・・・というか品質の高いものをたくさん見て、皆様の美意識を高めていただきたいと思います。 

画像のものはおそらく中国製かと思いますが、鉛線は技術が未熟なためにあちらこちらで溶けています。 しかも鉛線にはタブーな「フラックス」を使って半田を付けていますねぇ・・・ 松脂(まつやに)でハンダを付けないと、フラックスに含まれている塩により、塩害がおきてせっかく付けた半田部分が白く粉を吹いて、切れてしまいます。 なので10〜20年経てば接合部が切れ、ガラスが脱落しランプが傾いて落ちてくるなんてことも出てきます。

現在の日本のステンドグラス事情も、こういった薬品に対する知識のない未熟な講師がどんどん増えてきて、薬害で顔が一ヶ月も腫れてしまったなんて人もいて、まぁ金儲けばかり考えている商売人のあくどさにはほとほと呆れかえってしまいます。 カルチャーセンターで講師をしている人はほとんどがこういった初心者が講師をしているケースが多いようですねぇ・・・ 安さに釣られて怪我をしたりするのは「安物買いの銭失い」でもあるし、技術も未熟な講師では間違ったステンドグラスを習うことになるので、教室を選ぶ場合はよくよく検討されたほうがいいと思います。

拡大写真をご覧になりたい方は、写真をクリックして見てください♪ 
また、ステンドグラスの作品を見たいという方は、こちらからどうぞ♪

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 4
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
鉛線を使ったランプの修理 ステンドグラス屋さんのブログ♪ /BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる