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zoom RSS 花魁(おいらん)

<<   作成日時 : 2012/11/25 18:48   >>

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先日に取り付けたパネルがありました。 浅草の老舗でたばこと葉巻、パイプの専門店「丸金」さん。 生徒さんで独立された方が浅草にショップを開設し、杉並区で教室を開いていましたが、「事情があってこの仕事を受けられないので、代わりにお願いできないでしょうか?」なんてお話。 で、「もちろん大丈夫ですけど・・・」なんてことで引き受けたお仕事でした。 なので、紹介してくれたNさんの顔を潰すわけにもいかないので、儲けは度外視して制作したのがこの「花魁」です。

おいらんというのは最高位の遊女であり、小さなときからたくさんの教養を仕込まれ、和歌に古典、お茶や生け花、三味線にお琴など、才色兼備の美女。 別名太夫(たゆう)と上方(京都)では呼ばれていたそうで、 これ、もちろんあの吉野太夫のことなんですけどね・・・ 

江戸は当時インフレで、花魁と遊ぶには今でいう数百万単位のお金を使わなければ無理で、上座に花魁が座り客は下座に座らせられるほどで、始めの数回は口も利いてくれなかったようです。 しかもお金をたくさん使ったから一緒に床へ入れるとは限らない「位の高い遊女」のことで、元々は下女が「おいらんちの姉さん」と呼んだことから、「おいらん」になったんだとか。 まあ、当時は世の男性群の憧れの的だったようですねぇ・・・

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デザインはオリジナルで、タバコや煙管(きせる)、葉巻の専門店なので、モチーフはキセルをふかす遊女(花魁) 髪の毛に刺すべっ甲の笄(こうがい)や簪(かんざし)、髪飾りもその多さが花魁の象徴でもあり、優雅さと気品、そして色香をどれだけ表現できるかがポイントでした。 また煙管(キセル)の吸い口と雁首(がんくび)のブラス色(真鍮の金色)をどうするか・・・ 金色のガラスってないし、どうしようかなぁ・・・と悩んだ末、初めての挑戦でしたが、黄金色のガラスを作るため、金沢で仕入れた金箔をサンドイッチにし、一枚のガラスにフュージング。 ちゃんと切れるかどうか心配でしたが、温度を通常よりも高めに設定したので、まぁなんとか無事に切ることができました〜。

またLEDによる蛍光色と暖色の白熱色の切り替えと、ライトの調光、そして輝度の調整が出来る大変優れたライトボックスだったので、何を基準にガラスの色を決めれば良いのか? それが最大の悩みでした。 ガラスを切り始めて一ヵ月後くらいでしたか「そうか、これは自然光を基準に考えればいいのか・・・」という結論が出てからは作業も順調に進み、納期は一ヶ月以上遅れましたが、ようやく先日の21日に納品してきました

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蛍光色と白熱ではもちろん色調が変わります。 が、肌の色を温かみを持たせるには白熱系にしたほうがいいし、背景の青紫と赤紫の差別化を表現したければ蛍光色だし、 でもまぁそこはお施主さんの好みで、季節に合わせた使い方をするのがベストでしょうか・・・

額も私の手作りですが作品ともマッチしてくれ、お客さんの満足げな顔は私も嬉しかったですねぇ・・・♪

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