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zoom RSS 椅子とパネル

<<   作成日時 : 2012/09/21 19:25   >>

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昨日はステンドグラス教室の開講日。 春日部市からみえてくれている生徒(KN)さんの作品が形になりました。 というのも塗装が終わってから完成になる作品なので、掲載当時はまだ未完成のものでした。 が、先日塗装が終わりましたのでリアップ致します〜 作品はオリジナルで木工教室で作られた椅子に、その背もたれの部分にパネルを入れたいとのお話。 カパーテープしかやったことがない生徒さんでしたが、初めて全面半田バーレス工法にチャレンジしてくれました。

今までは型に嵌めていく「治具」に入れていけばよかったわけですが、この工法は世界で最も難しい高度な技術を要するものなので、デザインの製図から、トレース、型紙のカット、ガラスのカット、そして突合せではない「組み込み」 そしてE難度の全面ハンダ。 デザインの線の流れを読まないと、絶対に綺麗なハンダ仕上げができません。

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一般の点付け(点止め)のヨーロッパの工法では、順番などはなく只やみくもにハンダを付けていけばいいんですけど、この工法でそれをしたらシワだらけのハンダ仕上げになってしまうため、デザインの流れを読まなくてはできません。 この読みが出来ない人は順番がおろそかなために、とても汚い仕上げになってしまいます。 なので点付けしかやったことのない人では、たとえそれがプロであったとしても、鉛線が溶けて修理だらけで必ずシワだらけの汚い作品になってしまいます・・・

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で、今回の作品はデザインをどうしたらいいのか?と悩んでいました。 「幾何学模様がいいかな?」なんてお話もありましたので、私がフランクロイドライトを意識して適当に描いてみましたが、結構気に入っていただけたようでした・・・ 作業は組みと全面半田が難しかったようでしたが、一箇所も溶かさなかった人は初めてですねぇ・・・ でも溶着の度合いが少なくて半田が乗っているだけの所もあるので、次回からは溶かしてもいいから鉛と半田の接着を心がけて欲しいと思います。

作品はアンティークと面取りガラスに宙吹きのロンデル(丸いガラス)を使用。 ガラスの使い方は私のテイストですが、赤紫のガラスはKNさんの好みです。 下の画像は塗装前のもので、作品全体としてはとてもいい味が出た優秀作だと思います。 完成おめでとうございます〜

拡大写真をご覧になりたい方は、写真をクリックして見てください♪ 
また、ステンドグラスの作品を見たいという方は、こちらからどうぞ♪

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コメント(2件)

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初めてだらけ、作業の一つ一つがわからないので何度もお聞きしやっと出来上がりました。溶かすのではないかとおっかなびっくり、大胆さと繊細さが必要との意味がよくわかりました。

幾何学模様っていいですね。椅子が一段と立派なものに変身してしまいました。今、バラの花を一輪飾ってありますが、ガラスと花と、すごく素敵な空間を醸しています。
またこの工法に挑戦しようかななんてチラッと思っています。

ありがとうございました。
kinkon
2012/09/22 11:52
インテリアとしての椅子として、ステンドが入ったらグッとアップしましたねぇ・・・

カパーテープとは大違いでまるで別物を作っているように感じたことでしょう。 いい作品ができて制作助手としても嬉しいです。 次もより良い作品期待してますよ〜♪
nancy
2012/09/23 17:51

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