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zoom RSS Wisteria ( 藤のテーブルランプ )

<<   作成日時 : 2012/05/11 20:44   >>

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さて今日は一年半かけて制作してきたティファニーのテーブルランプが完成しました 作者はさいたま市のMYさんです。 ピースはおよそ1000くらいあるでしょうか・・・ 根気の要るティファニーランプを、最後まで気を抜かずにやり通したのはさすがです。 丁度今が藤の見頃なんていう地域もあるでしょうか、タイムリーな作品となりました。 

この藤のランプは形が虚無僧(こむそう)タイプなので、カーブがきつくガラスの仮止めが非常に難しいランプシェード。 特に上から下に曲がる部分の仮止めをしっかりしないと、ガラスの凹凸が出てしまい綺麗な「アール」(カーブのこと)を出せません。 また、ランプ下部の#16の銅線を這わす作業もきつい部分が多く、難儀な部分は自称ゴッドハンドの私の出番となりましたが、それ以外はすべてMYさんの制作となりました。

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仮止めだけでも2ヶ月はしていましたねぇ・・・ しかも8回(2か月分)とか通って。 なのでとても綺麗なカーブができ、触ってもこれが平面のガラスだけで出来ているとは思えないほど、美しい曲線を表現できました。 これ、カルチャーセンターなどの講師顔負けの見事な仕上がりで、もう10年選手だからでしょうか、ここまで上達してくれると私も本当に嬉しいですねぇ・・・♪  いやぁ実に見事で丁寧な作業の作品で、生徒さんというよりは「プロはだしの作品」と言ってよいと思います

使用グラスはアメリカのヤカゲニーのオパールセントグラスなど。 藤は三種類のガラスを使い立体感を表現。 また葉は新緑を感じる彩度の高いグリーンでまとめてあります。 色合いは全体的にしつこさを感じられずに、飽きの来ない色調の作品になりました。 MYさん、完成おめでとうございます〜〜 また、ランプベースは3灯のクラスターの位置が低かったので、工房で7cmほどリフトアップ。 またE−26のソケットだと電球がランプの内側にくっつきそうだったので、E-17にして配線もすべて取り替え、光源の位置とハイトップの位置を上げたことから、全体的にはとってもいい感じのスタンドになりました

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また下部の補強ワイヤーはうちの工房では必ず#16の銅線か真鍮線を使っています。 #18以下の細いワイヤーなら技術が未熟な人でも使えますが、太い#16ではプロでも使いこなせない人が多いのが実状です。 が、細いワイヤーでは補強にはなりませんが、#16ならガシッと固定され、ガラスが脱落することはありえません。 また、傾けて半田をしてもまったく問題なく作業をできるので、綺麗なハンダ付けをすることが可能です。 今まで細いワイヤー(#18〜#24)を使っていた方は、この16番のワイヤーを使うとかなり頑強なランプが出来ますので、一度試してみるといいでしょう。

まぁ、実に「お見事な作品」といって良いと思います MYさん、完成おめでとうございます〜

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また、ステンドグラスの作品を見たいという方は、こちらからどうぞ♪

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