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zoom RSS 薬師寺の金堂と東塔

<<   作成日時 : 2010/01/06 18:50   >>

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大講堂をあとにして次の金堂へ向かいます♪ ここも以前に書いたあの伝説の宮大工「西岡常一棟梁」の作品なんだそうですね・・・ 小さい頃は落語家とか宮大工になりたいなぁと思っていた私ですが、今考えてみるとそれがどれほど厳しいものなのかはある程度想像できます。 親方や棟梁が白いものを黒に見えるといえば、教えを乞う者は「はい、私も黒に見えます」と応えるのが「一流」と呼ばれている世界なので、普通の人には理解できない高い次元の考えを持たなくてはいけないわけだけど、「馬鹿になりきれるお利口さん」になることができる人だけ、その術を伝授していただけるものです。

で、この薬師寺の建物は全体的に比較的新しいものが多く、元のものは火災や兵火などで焼失してしまったようですね。 ですが現存しているものもあり、その中でもとりわけ名高いものに薬師三尊如来があります♪ まぁこれもお決まりの「撮影禁止」だったので、こちらで紹介することはできません・・・ なので文面だけで書くことにします。 国宝の一つで「銅造薬師如来及び両脇侍像 3躯」が正式名称のようですね。 中尊は薬師如来、左脇侍は日光菩薩、右脇侍に月光菩薩(がっこうぼさつ)の三像があります。 中国の六朝や唐の影響を受けながらも、日本独自の様式に変化した奈良時代の最高傑作の一つです。

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何処を見ても新しいのにはそれなりの理由がありました。 金堂だったか僧侶が観光客に写経の勧めをしていたので、法話かなと横からジッと聞いていると、なにやら冗談も交えながら写経の素晴らしさを解説してくれました。 これ、こんなに歴史のあるお寺なのに檀家がいないそうで、そのために消失されてから数百年後に写経で西塔や金堂を再建したんだそうです。 檀家さんがいないのにはちょっとビックリしましたが、写経だけで再建したなんてすごいことですねぇ・・・

この薬師寺、宗派は「法相宗」なんだそうですがあまり聞いた事が無い宗派ですよねぇ・・・ 別名では唯識宗、応理円実宗(おうりえんじつしゅう) また慈恩宗(じおんしゅう)とも呼ばれているようで、南都六宗(なんとりくしゅう)の一つだそうです。 単純な言い方をすると十人十色の世界を認めていて、「例えばある旅行客が猿沢の池畔の旅館で手を打ったなら、旅館の人はお客が呼んでいると思い、鳥は鉄砲で撃たれたと思い、池の鯉は餌がもらえると思って集まってくる。 つまり一つの音でもこのように受け取り方が違ってくる。 だから一人一人別々の世界があるという事」という意味の「手を打てば はいと答える 鳥逃げる 鯉は集まる 猿沢の池」という歌があるようです。

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下の画像は中門に仁王立ちしていた「二天王像」 400年ぶりに復興されたのはもちろんあの写経勧進があったからこそなんですけど、モチーフは法隆寺の橘夫人厨子の扉絵等を参考にして復元されたものなんだそうです。 よく見ると足元に邪気を踏みつけていて、ある意味魔除け的な存在なんでしょうね、きっと♪

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