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zoom RSS ウラッチセ(笹葺きの家)

<<   作成日時 : 2008/08/31 19:49   >>

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北海道の旅も4日目。 いつもは超がつくほどの“ハレオトコ”なんですけど、一度も太陽が出てくれなくて梅雨空を感じさせる嫌なお天気ばかり・・・ 夜には強めの雨が降り、朝と夕方は霧雨というパターンが4日も続くとイヤになってきます。 これも初日に出会った「オバタリアンの呪い」なんでしょうかねぇ・・・ 本当は風景が美しい美瑛の町の撮影をする予定が、大幅に狂ってしまい天気予報を見ても、まだあと二日は雨との予報です・・・ 「このまま美瑛にいても撮影もできないし、場所を移動しようかなぁ。。。」と思案していましたが、まぁ、こういう日は美術館巡りにかぎると頭を切り替えざるを得なかった私です。

で、今日も昨日に引き続き旭川の川村カ子トアイヌ記念館でのお話。 トンコリやアイヌ民族の生活用具に手工芸品を観照してからは、外にあった「ウラッチセ」と呼ばれる笹葺きの家に入ると、煙がモウモウ上がっています(*~~; 「これ、何のために煙を出しているんですか?」と尋ねると「壁や天井すべてが笹の葉で出来ているから、虫に食われて建物自体が傷まないようにしているんです」との事でした。 土間の中央にある「アペオイ」と呼ばれる囲炉裏の上に鮭がぶらさがっていたので、私はてっきり燻製を作るためなのかと思っていましたが、そうではなかったようですね。

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入り口をムシロのようなもので塞いだとしても、厳寒で名高い上川地方では冬の朝と晩には零下40度以上にもなる所で、どうして生活できていたのかとても不思議ですよねぇ・・・ 赤ちゃんなんかはどうしていたんでしょうか。 これ、アイヌの人達の英知による工夫があったんですねぇ。 何だと思いますか? 

答えは、土間にしていたので地中の温度が直接伝わってくるからなんだそうです。 「えっ?」と思う人も多いかもしれませんが、実は、土間の地下5mの部分には、半年前の夏に蓄えられた暖かいエネルギーが残っていて、それが半年後の冬に地表に出てくるので、その熱を有効利用していたからチセ(アイヌの民家)内部を外気温よりも暖かく保つことができたんだそうです。 で、しかも、日中にマキを燃やし寒い夜は焚きすぎないようにして、屋根の上に積もった雪を「断熱材」として利用していたんだそうで、アイヌ民族の「英知」に脱帽でした・・・

こんな理由から、見た目では寒そうなチセでしたが、内部を暖かく保ついろんな工夫があったんですねぇ・・・ 凡人なら、夜も朝もマキをくべて暖をとることを考えるでしょうが、現代でもストーブなどの「暖」もそうだけど、とればとるほど冷たい外気が入ってくる(酸素を使ってしまうため)だけで、室温が上がらないことを古老は知っていたんですねぇ・・・ これ、本当に知恵があって素晴らしい文化と言えると思います〜。 アイヌ民族って「すっごい!」ですね!

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