ステンドグラス屋さんのブログ♪ 

アクセスカウンタ

zoom RSS 孔雀のティファニーランプ

<<   作成日時 : 2007/06/26 20:31   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 2

画像

今日も生徒さんの作品をご紹介します♪ 先日に埼玉スーパーアリーナで開催されていた、「リフォーム産業フェア」の展示会に出品していた川口市のMTさんの作品です。 デザインはニューヨークの五番街にある、貴金属と宝石ショップの“ティファニー”の長男であるルイス・コンフォート・ティファニーのオリジナルデザイン。 モチーフはもちろん孔雀の上尾筒(じょうびとう)をイメージしたもので、この上尾筒の中でも最も綺麗な「Peacock Swards」の色合いを表現してみましたが、如何でしょうか・・・

デザインがオリジナルではないと、その作品に負けないものを作らなければ意味がないと思っているので、使用するガラスやその色合いには十二分に気を使って制作しなければ、ティファニーに対しても失礼だと感じています・・・ 写実主義者の画家でもあり陶芸家でもあるティファニーは、チェコスロバキアからボヘミアングラスの職工さんを多数呼び込んで、自分のイメージするガラスを、「作れ」「そんな色合いのガラスは作れません」 でもそれがなければこの作品は作れないんだからと、またまた「作れ」「いえ、作れません・・・」と30年もガラス職人さんと闘って不透明の「オパールセントグラス」を作りあげたわけですが、1900年だったかパリ万博では、自分の目指していた写実的なパネルよりも、廃材になっていた不用ガラスで作ったランプシェードが大衆に評価されてしまったのは、本人にとっては大変不本意なものとなってしまいました。が、それが今日のステンドグラスの普及にとても役立ったのは言うまでもない話です。

しかし、ヘレングールドの風景という作品の見事な描写は、ティファニーでなければできるはずもないと言える”傑作”です。やはり、偉大で尊敬できるアーチストだったと言えます。 しかしながら、私は個人的にはティファニーの作り上げた白の顔料が入った”オパールセントグラス”は、あまり好きではありません。何故かと言えばガラスの持つ魅力ってやはり透明感だと思っているので、光りの透過損失の大きい不透明なガラスは、ガラスそのものが持ち合わせている素材の良さを殺していると言わざるを得ないと感じています。。。 そういった意味合いから透明感があって、光りを通したときにガラスそのものが持ち合わせている色が、壁や床に投影したものが最高に綺麗なものだと信じています。

今回の作品は、そういった部分も踏まえてガラスの選定をしてみました。ランプ中央部分には光りの透過損失が比較的大きいブルーのガラスを使い、上と下には半透明で短い距離なら色の投影を望めるオセアナのヘリンボンリップル。 モチーフのピーコックアイには、壁や床などに色が飛びかう、ガラスの中では最も美しいと云われている「アンティークグラス」で表現してみました。

いろんな意味合いで、本家のティファニーを超えることは出来ないかもしれませんが、自分なりの表現をしてみましたが如何でしょうか・・・

拡大写真をご覧になりたい方は、写真をクリックして見てください♪ 
また、その他の生徒さんが作られたステンドグラスを見たいという方は、こちらからどうぞ♪

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
壁にうつった光のページェントが
孔雀が羽を広げたときのようですね〜♪
デザインをフルにいかされた作品に
なりましたねー。とっても綺麗です。
こんばんは
2007/06/26 23:23
こんばんは〜。
これ現物はとっても綺麗なんですけど、写真ではその良さが出にくいみたい・・・

でも、まぁモチーフの“上尾筒”を上手く表現できたかなぁって♪
nancy
2007/06/27 18:10

コメントする help

ニックネーム
本 文
孔雀のティファニーランプ ステンドグラス屋さんのブログ♪ /BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる